ほどほどに頑張ってみる

直腸癌ステージIVの闘病記(備忘録)

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入院生活

「痛いってことは、生きてるってことだな」とガラにも無いことを考えていた。
わずか3cmの傷口でも腹筋を切っているので、ちょっとでも腹筋を使うような動きで激痛が走る。

2011年6月23日、手術の翌日、病室に戻ってからは痛みとの戦い。「しばらくは動かずじっとしていよう」と思っていたが、動かないと治りが遅くなるらしく、腸の動きが悪いままだと腸閉塞を起こすこともあると脅された。最低でもトイレは自分で歩いて行くしかないようだ。一応、尿瓶は準備されていたが使うのは何だか屈辱的な感じがし「意地でも使うもんか」と決めた。
2〜3日は食事が取れず飲める水も1日に500mlまでで栄養は点滴から、その点滴で水を身体に入れているわけだから当然のようにトイレが近く、1時間に1回以上のペースでトイレに行く羽目となり、その度に2〜3分かけて立ち上がり、点滴台を杖代わりにそろそろと歩く。
ドレインが腹に繋がり、黄褐色の体液が出てきて透明な容器に溜まる。ドレインのホースが結構太く、それが腹に刺さっているのがとても不気味で、「何かの拍子に抜けたら腹から血が噴き出すのか?」と妄想。
暇つぶしにiPodで音楽を聴きながら本でも読もうと決めていたがそれどころでは無く、23〜25日の3日間はロッカーからそれらを出すことさえできずトイレ以外はひたすらじっと寝ていた。
4人部屋はベッドのリクライニングが手動で、屈んでハンドルを回さねばならず、身体の状態からは当然無理。1日2,100円の2人部屋以上は電動だったので、ちょっと後悔。
ボタンを押すと痛み止めが点滴でながれる装置を付けてもらっていたが、使うことを忘れるほど痛く1回しか使わなかったら不要と判断され、翌24日には外されてしまった。

6月25日の昼だったと思うが、術後初の食事が出た。米粒が無く片栗粉を湯で溶いたような粥とおかずはよくすり潰した離乳食状態。腸の動きが今一だったこともあり、しばらくして嘔吐して、まだまだ点滴のお世話に。

日にち薬とは良く言ったもので、6月26日あたりから傷の痛みが随分と和らぎ、起き上がったり歩くのも楽にできるようになった。
点滴はまだ腕に挿されたままなので着替えは手伝ってもらうが、それ以外のことはほぼ1人でできるようになった。
まだ風呂はおろかシャワーすら使えないので頭がべたついて気持ち悪い。

6月28日、ドレインから体液がほぼ出てこなくなったので外してもらえることになった。太いチューブなので麻酔して外すのか?と思っていたら、ハサミのような器具だけで特に痛みも無くあっと言う間に外れ、今までの心配は何だったんだと拍子抜けした。
でも、これでシャワーが使えると思うと嬉しかった。早速、点滴付けたままで1週間ぶりのシャワーですっきり出来た。
その後、傷口に貼ってあった透明なテープも剥がしてくれたが、傷口に縫った後が全く無いのに驚いた。ホッチキスとか良く聞いていたし、古い地図記号の線路みたいなのを予想していただけに意外だった。よく見ると臍の傷口から釣り糸のような透明な糸が5mmくらい出ていたので、裏から縫っているのだろうと思っている。

26日から再開した食事も段階的に米の量が増え、おかずも普通のものになっていった。

毎日のように誰かがお見舞いが来てくれ、嬉しかった。ただ病院としては多過ぎたようで、看護師から「あまり多いと疲れるので、お見舞いは少しお断りしましょうか?」と言われた。

7月1日(金)には退院できると言われたが、会社には2週間で7月4日(月)まで有休の申請をしていて保険のこともあり週明けの7月4日まで置いてもらうことにした。
この頃にはスキップできるまで回復していた。

7月4日に退院。入院時に“健康保険限度額適用認定書”を提出していたため、会計では13万円程度で済んだ。無かった場合は50万円近く払うところだった(後で返ってくるので結局は同じだが)。96,080(6月分) + 33,470(7月分)

生命保険や高額医療費制度にはかなり助けられた。
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  1. 2013/02/07(木) 23:39:55|
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